① 水 盤
水盤は水石の形においては、必要品です、水石に合わせた水盤自体も一体感で鑑賞する。
鎌倉時代には渡来製の銅水盤が有り、用途は盆栽的な草や花の盛り合わせを楽しむ物と思われます。水盤も古渡紫南京楕円水盤で通常入手出来ない、最高レベルが有り、又、銅水盤や釉薬水盤、その他の種類があります。
瀬田川石
水盤の分類
⑴ 水盤の材質 青磁水盤、銅水盤、陶磁器水盤
⑵ 水盤の形 楕円形、丸形、角形、角長方形 縁形(外縁、切立、外反り)
⑶ 水盤の大きさ (楕円サイズを何寸、尺で呼びます。)
7寸、8寸、1尺、1尺3寸、1尺5寸、1尺8寸、2尺、2尺5寸、3尺
⑷ 水盤の種類 釉薬水盤で古渡は(黄南京、紫南京、珊瑚窯、海鼠、青磁、均窯、呂均窯)
青銅製水盤、薄手、厚手、 装飾(雷紋、唐草紋、渦巻紋)
日本製水盤 (織部釉香炉製、瀬戸製、常滑製、信楽製、均窯製、その他窯)
(泥切立製)(素焼き) (染付)
⑸ 水盤の成形 ① 鋳込水盤、② 型成形水盤、③ 手成形水盤、
水石店や盆栽店では日本製で現代物の水盤で高い物から安い物が有ります。
(インターネット購入も有ります)
③ 地 板
地板は水盤より大きめで水盤の下に敷いて使用する。
木 質 欅、栗、屋久杉、花梨、黒檀、紫檀、黒柿、槐、(その他)
竹網、流木
仕上げの種類 漆塗り、春慶塗、焼き仕上げ、木目調仕上げ、塗料仕上げ
形 長方形、正方形、楕円形、丸形、六角、八角、雲形、磯形、
(竹筏地板)
水石を1点を飾るために必要品の一つとです。
飾り台の材質は(唐材、国産材)
黒檀、紫檀、欅、柿、屋久杉、鉄刀木,花梨材
飾り台の形
長四角、楕円形、
平板 (板厚別)
平卓(足部の高さ別)
鋳造添景を使用する
種類
観音、五重塔、船、いかだ、鶴、橋、小鳥、松、人物、家、
水石の脇役の盆栽や山野草は、あまり大きい物でなく水石に合わせたサイズで、配置は間隔が重要に成ります。
展示会等でミミニ盆栽や山野草などを添えて水石を仕立てる
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